楽天モバイルを固定回線化するメリット
家に固定回線でWiFi通信は必須だと思う。そこで、個人的おすすめの固定回線を紹介する。
光回線(Nuro光も含む)やWiMax等あるが、個人的におすすめなのが、楽天モバイルを固定回線化する方法である。
楽天モバイルの固定回線化をおすすめする理由は、手続きが楽ですぐ開通ができる、契約期間に縛りがなく、料金も安く、速度に不満がないからである。
<楽天モバイルを固定回線化するメリット>
- 手続きが楽ですぐ開通できる
- 契約期間に縛りがない
- 料金が安い
- 速度に不満がない
1. 手続きが楽ですぐに開通できる
特に光回線やNuro光は手続きする際、必要な項目(住所やお支払い方法等)を入力した上で、回線工事の発生有無や開通工事などで、予定を調整しなければならない。
またマンションに住んでいる人はそのマンションがどの回線に対応しているのかも調査する必要があり、光回線を選ぶところからいろいろと調査した上で進めなければならない。
その点、楽天モバイルはSimカードとSimフリーWiFiを準備できればすぐ開通ができる。
2. 契約期間に縛りがない
契約期間に縛りがないのも大きなメリットである。
一般的な光回線やWiMax等は2年~3年の縛りが発生する。
回線開通工事が実質無料と主張している会社が多いが、2年~3年契約を終えて初めて工事料金が無料になることが多い。
それ以前に解約してしまうと、2年~3年契約の不足した月数分の工事料金を支払う必要がある。
他社に乗り換えることで発生した違約金は乗換先の会社が負担してくれることもあるが、違約金を支払いたくない場合は回線を他社に乗り換える必要があり、回線契約のループからは抜け出せない。
光回線を契約した後、何か不満があった場合、契約期間の関係上、他社に移行しずらいというのが個人的に光回線の大きなデメリットに感じる。
その点、楽天モバイルは契約期間に縛りがないため、何か不満があった場合はすぐ乗換ができる。
そのため、まずはダメ元で楽天モバイルを固定回線化してみるというのもありだと思う。
3. 料金が安い
現在の楽天モバイルは、~3Gで880円(税込968円)、3GB~20GBは1,880円(税込2,068円)、20GB~無制限で2,880円(税込3,168円)となっている。
すなわち、どれだけ使っても3,168円である。
光回線やWiMaxになると安くても4,000円程度、平均では5,000円程度であるため、料金が安いのも大きなメリットである。
4. 速度に不満がない
光回線に比べて、楽天モバイルの速度が気になる方が大多数だと思う。
実際、光回線と比較しても速度が気になったことはない。
むしろ、光回線と比較しても、楽天モバイルの方が早いように感じる。
というのも、大前提として、一般的にインターネットを使用した通信ゲーム等は行わず、ネット検索やyoutube視聴が基本的な使い方である。
その上でインターネットの速度を見てほしい。
<平日のAM10時頃の楽天モバイルのインターネット速度(楽天5G回線、スマホでの測定結果)>

YouTube視聴やネット検索はダウンロードの速度が影響するため、ダウンロード速度を見てほしい。
(アップロード速度というのは自分で撮影した写真や動画をSNSやYoutubeにアップしたりする際の速度である。)
インターネットのダウンロード速度は一般的に30Mbpsあれば十分だと思う。
特にYouTube視聴のレベルでは30Mbps以上はいくら早くなっても体感での変化を感じることはほとんどできない。
楽天モバイルの速度は195Mbpsと十分な速度が出ており、この速度であれば不満がでることはまずない。
自分の体験上、光回線でも昼間の速度は気になったことはないが、周りの家庭が一斉にインターネットを使用する夜7時~10時くらいにインターネット速度が低下して満足に通信できないことが多々あった。(特にマンションに住んでいた時代)
既に光回線は解約しており、現時点での速度を計測することはできないが、2年前のマンションに住んでいた時の記憶では速度が低下すると5Mbps程度まで毎日下がっていた。(遅いときは1Mbps以下にもなったことが多々あった)
光回線が悪いと考えて、光回線の乗り換え等も行ったが、改善されることはなかった。
夜の楽天モバイルの速度も、大きく速度が低下することはないため、光回線よりストレスなく使用できているのが現状である。
<日曜日20:00の楽天モバイルの速度(楽天5G回線、スマホでの測定結果)>

楽天モバイルを固定回線化する方法
ここでは楽天モバイルを固定回線化する方法を説明する。
楽天モバイルを固定回線化する方法はいたって簡単で、次の3ステップで固定回線化が可能となる。
- 楽天モバイルをSimカードで契約
- SimフリーWiFiのモデム(ルーター)を購入
- ルーターに楽天モバイルのSimカードを刺し設定
1. 楽天モバイルをSimカードで契約
楽天モバイルをSimカードで契約する。
Simカードを選ぶ際、Simカードサイズの選択画面が出てきたら、SimフリーWiFiに対応したSimカードにすることだけ注意しておく。(確か楽天モバイルはSimカードのサイズを選ぶ必要はなかったはず。)
<楽天モバイルのお申し込みは下記リンクから>
2. SimフリーWiFiのモデム(ルーター)を購入
いくつかの会社からSimフリー用のWiFiルーターが出ているが、WiMaxのホームルーターをメルカリ等のフリマアプリで購入するのがおすすめである。
5G回線対応のホームルーターを選んでおけば間違いない。(2025年6月時点では3機種が該当)
・Speed Wi-Fi Home 5G L11
・Speed Wi-Fi Home 5G L12
・Speed Wi-Fi Home 5G L13

<メルカリでおすすめのホームルーターを検索するなら下記リンクから>
L11とL12は自分で試して両方接続できることを確認した。
ただ、L12の方が動作の安定性に欠け、L11の方が動作が安定していたため、現在はL11を使用している。
その後L13が発売されたが、L13は試していない。おそらくL13でも楽天モバイルの可能だと思う。
L11、L12は2階建ての戸建て3LDKで使用するには電波は十分であったため、電波強度を気にする必要はないように思う。
3. ルーターに楽天モバイルのSimカードを刺し設定
楽天モバイルのSimカードと、ルーターが用意できれば、あとは設定すれば固定回線化が完了する。
ルーターによって設定方法は若干違いがあるが、大まかな方法としては同じであるため、大雑把に説明する。
ルーターごとに設定を知りたい方はルーターの名前と楽天モバイルで検索すればやり方は出てくるはず。
<設定方法>
①Simカードをルーターに刺す
②WiFiを接続する
③ルーターの設定画面でAPN情報を入力
<APN情報>
・IPタイプ:IPv4/IPv6
・プロファイル名:rakuten
・APN(接続先情報):rakuten.jp
・認証方式:CHAP
・ユーザー名:(空欄でOK)
・パスワード:(空欄でOK)
上記①~③の設定が完了すれば、接続確認を行い、接続ができれば無事設定は完了となる。
スマホのメイン回線としてもおすすめ
上記の記事では楽天モバイルを固定回線化して自宅のWi-Fiとする方法を紹介したが、スマホのメイン回線としても楽天モバイルはおすすめである。
別の記事でメインの回線としてのメリットを紹介予定だが、契約違約金等がないため、気になった方はお試しで契約してみることをおすすめする。
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